『強引な手口 きっぱり拒否して』
業者が突然家に来て貴金属を強引に買い取る、というトラブルが急増しています。価格が妥当か消費者が判断する余裕もなく契約し、後で「あまりに安い」と思い直して返品させようとしても連絡先さえ分からない場合が多く、返品は極めて難しくなっています。
国民生活センターの集計では、全国で2007年度30件、08年度69件、09年度137件と徐々に増え、本年度はこれまでに538件。相談者の7割は60代以上、家にいることの多い女性が9割を占めます。
手口が強引なので、怖い思いをすることが少なくありません。
着物を買い取ると言って現れた若い男が「貴金属も鑑定する」というので、女性が指にはめていた指を見せたところ、男はいきなり外しにかかり、女性が怖くなってネックレスなど3点を見せたら男は1700円の代金と領収書を渡して立ち去りました。3点はそぞれ10万円以上で買ったものだと言います。
夜の8時から9時に毎日のようにやって来たり、認知症の女性宅のたんすを探ったり、健康保険証や運転免許証の個人情報を聞き出すこともあります。
突然やって来て「貴金属を見せろ」とは、とんでもない話です。買い取ってもらう予定も意思もなければきっぱりと断ること。「帰ってくれ」と求めても居座った場合は、直ちに警察を呼ぶのがいいでしょう。
(北海道消費者協会)
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